[bike]韓国一周ツーリング2006 – part10 ソウル滞在(1日目)

韓国ツーリング2006
この記事(part10)の旅程
  • 10月14日
    9:00頃
    ソウル滞在

    部屋で朝食

  • 10:30頃
    ホテル出発

    忠武路バイク街
    BMW Motorrad Seoul
    aprilia正規販売店

  • 13:00頃
    路上で韓国人ライダーに声をかけられる

    東大門で記念撮影
    南山公園で雑談

  • 16:00頃
    ホテルに戻る

    サウナ+昼寝
    ホテル横の韓国料理店で夕食

  • 20:00頃
    ホテル出発

    南山公園でライダーの集会
    韓国人ライダーと再会
    別の公園でソウルの夜景を観に行く

  • 22:00頃
    ホテルに戻る

    ホテル地下のクラブで遊ぶ

ソウル滞在(1日目)

10月14日 – 韓国ツーリング8日目

前日チェックインしたハミルトンホテルで9:00頃に目が覚めます。
韓国に来てからは毎朝早起きして荷物を積んだりバイクウエアに着替えたり忙しい朝の連続でしたが、今日は朝からゆっくり過ごせて夜も宿探ししなくていい気楽な一日の始まりです。

寝ていた時と同じ服のままホテルから出て、徒歩30秒のDUNKIN DONUTSで朝食をテイクアウトします。

部屋でドーナツを食べつつソウルの地図を広げ、行ってみたい場所を選んでからタンクバッグに地図とカメラを入れて10:30頃にホテルからバイクで出発しました。 

忠武路バイク街

ツーリング準備をしていたときにソウルにもバイク街があることを知り、昨夜お会いした眼鏡店のキムさんにその場所を日本語マップで詳しく教えてもらっていました。まずは忠武路バイク街へ向かいます。

地下鉄4号線忠武路<チュンムロ>駅から西側の退渓路<テギェロ>まで走ると、道の両側にバイク関連のショップが軒を連ねていました。

日本の大型バイク用品店のような店舗ではなく、比較的小規模のバイク店やパーツ専門店がほとんどで歩道には隙間無くバイクが並んでいました。今は亡き上野バイク街に近い雰囲気です。

ホンダやハーレーのメーカー正規代理店も。

BMW Motorrad Seoul

忠武路バイク街を一通り眺めた後、やはり昨夜お会いした眼鏡店のキムさんから貰ったBMWカタログの裏表紙に載っていた地図を頼りにBMW正規代理店へ向かいます。

漢南大橋の北側にあるBMW Motorrad Seoul

 日本に来て白馬をBMWで走ったこともある店長さんによると、こちらのお店は韓国でNo.1の売り上げを誇る正規ディーラーだそうで、わざわざ店内を案内していただけて撮影も許可されました。

1階には日本のMotorradショップとほとんど同様の現行モデル+純正アクセサリーが並び、2階には貴重なクラシックモデルが展示されていました。

愛車と共に満面の笑顔なお客様とBMW整備士さん。
そしてそのお客様に囲まれる私のFUTURA。

日本へR1200GSを持ち込んでツーリングしたことのあるライダーさんとも遭遇しました。

aprilia正規販売店

BMW Motorrad Seoulから梨泰院に向かう途中、apriliaマシンが並んでいるバイク店を偶然発見してしまい素通り出来ずに停車しました。

ProItaliaという店名でaprilia・DUCATI・AGUSTA・Husqvarnaの正規代理店でした。

店先にFUTURAを停めると、そこにいたお客様と店員さん全員が出てきて私とFUTURAを取り囲み隅々までチェックが入ります。ヘルメットを脱いで「バイクを見ていいですか?」と話しかけると、スタッフさんに「コーヒーいかがですか?」と店内に案内されました。

ここでも撮影許可を頂けて、店員さんも一見さんの私にも丁寧な対応をしていただけました。

コーヒーを入れてくれたスタッフさんとアプリリアの話を始める。以前正規ディーラーだったハズのBikeKorea Co,Ltd.はアプリリアの取り扱いを止めたとか、アプリリアの社長が先日訪韓したときに「日本じゃアプリリアが売れない」と嘆いていたとか、なかなか濃い話を聞けました。

AGUSTAとDUCATIが最も売れているそうで展示車両も多めです。

店頭にはRSV1000Rを2台展示。apriliaは日本と同様にあまり売れてないそうです。

このショップはソウルにこの本社とサービス工場がある他に釜山にも支店があり、韓国ツーリングの最中に事故や故障で困ったときにはお世話になれるかもしれないと思い名刺を頂いておきました。

韓国人ライダーから声をかけられる

市内のバイク街巡りを終え、13:00を過ぎて一旦ホテルに戻る前に興仁門路<フンインムンロ>を北に走り東大門<トンデムン>に向かいました。

斗山タワー東大門サッカー場が見える交差点の信号待ちで、横に並んだトライアンフT100ライダーから突然声をかけられます。

「Hey! I know your bike!」

「キミのバイク知ってるよ!」…いきなりこんな挨拶をされるのには心当たりがありました。

日韓自動翻訳掲示板のあるサイトEnjoyKorea(※現在はサービス終了)に、日本の自宅を出る直前にバイクカテゴリーの掲示板へ「これから韓国ツーリングに出発します」と書き込みをしていました。

トライアンフT100ライダーさんは、私の書き込みに対してコメントを残し電話番号も連絡してくれていたcoolwoosさんでした。まさかソウルの路上でお互いバイクに乗っているときに出会えるとは奇跡的です。

東大門市場<トンデムンシジャン>前でバイクを止めてご挨拶。
右がcoolwoosさん、左はそのお友達。

こうして偶然出会えたのも何かのご縁、お話でもしませんか?ということになり、3人で別の場所へ移動することになりました。

その途中、見学するつもりだった東大門で記念撮影。

信号待ちの交差点から南山タワーが見えてきました。

昼の南山公園

coolwoosさんに先導されるがまま南山公園<ナムサンコンウォン>に到着。
カフェのテラス席で地図とガイドブックとメモ帳を広げ、日本語・ハングル語・英語で忙しく意思疎通を試みました。

coolwoosさんは自身でバイク関連サイトを運営していて、韓国語で本田宗一郎の功績を紹介するほど日本のバイクに理解がある方でした。
愛車T100もトライアンフ韓国代理店が倒産後も乗り続け、パーツや消耗品はeBayや日本のヤフオクで入手しているそうです。韓国国内のツーリングスポットも熟知していて、ツーリング後半に役立ちそうな情報をたっぷり仕込めました。

coolwoos「この公園は夜になるとライダーがいっぱい集まる」

【の】「土曜だけ?」

coolwoos「毎晩」

【の】「何台くらい?」

coolwoos「平日で100台くらい、土曜だと200台を超える」

 この公園でソウルのライダーが毎晩集まることを知り、奇しくも今日(10/14)は土曜日。今夜再会することを約束して公園を後にしました。

南大門市場でメガネを買う

 激安メガネを買いたいと相談したらcoolwoosさんがその眼鏡店まで連れて行ってくれることになりました。南大門市場の中にある眼鏡店でほぼ最安値のメガネを注文し、値引き交渉までしてくれて30000ウォンで予備メガネを買えることになりました。

ホテルに戻って一休み

メガネが出来上がるまで一時間以上かかるとのことで、今日はとりあえずホテルに帰り明日に引き取りに行くことにしました。この後は2人に梨泰院のハミルトンホテルまで見送ってもらい一旦お別れしました。

夜に備えてホテル地下のサウナでゆっくり休みます。

部屋に戻りツーリングの記録をとって昼寝をしたら外は薄暗くなっていました。

夕飯はホテル横の韓国料理店で冷麺を注文。

19:30頃、coolwoosさんに電話。

【の】「今から南山公園に行く」

coolwoos「何か食ってから行くよ」

さっそく着替えてFUTURAに乗り南山公園へ向かいます。

夜の南山公園

20:00過ぎ、昼にも来た場所へ到着しました。

本当に200台以上のバイクが集まっていました。
テーブルはほぼライダーで占拠されています。

韓国人ライダーと夜景を観に行く

あちこち見回っているうちにcoolwoosさんがお友達2人を連れて合流しました。

それぞれCB400Fourとハーレーに乗っていて、ハーレーライダーさんはバイク免許取得→すぐにハーレーを買う→2ヵ月後に日本地図も持たず日本語も勉強せずハーレーを日本に持ち込んでツーリング→途中でサマーソニックに行きダフトパンクのライヴを観た、という強者でした。

4人集まったところで「美しい夜景を見に行かないか?」という話になり、公園を後にして走り出します。真っ暗な幹線道路を走った後は市街地を抜け急坂を登っていきます。どこを走っているのか分かりません。

漢江の北側にあるどこかの公園に到着したらしく、バイクから降りて更に高台へ歩いていきます。

公園の中央にはライトアップされた韓式の展望台があり、公園の展望エリアからはソウルの絶景が広がっています。

写真ではとても伝えきれないほど壮大な漢江のパノラマが横たわります。

公園でバイクの話をしてからは皆でホテルまで見送ってくれました。

ハミルトンホテル前でお別れ。良い思い出をありがとうございます。

 シャワーを浴びて着替えると23:00
今夜はホテル地下にあるクラブでMinistryOfSoundからDJを呼び寄せての本格的なイビザ系イベントがあり、寝る前に少し覗いてみました。

いつでも部屋まで歩いて戻れる帰れる安心感もあり、気付いたら日付が変わってもクラブで過ごしてしましました。部屋に戻ってそのままベッドに倒れこんで熟睡となりました。

10月14日

走行距離 50km

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