- 10月19日
8:00頃江陵出発 - 9:00頃五台山国立公園
強風の峠道を通過
日本に似た景色の中をツーリング - 12:30頃丹陽八景
嶋潭三峰を眺める
近所の食堂で昼食
秋の景色の中を下山 - 16:00頃水安保温泉
ホテルで洗濯三昧
夜の温泉街で一人夕食
江陵出発
10月19日 – 韓国ツーリング13日目
8:00頃に起床、昨夜買っておいた名も知らない韓国料理を朝食にした後はバイクに荷物を積み込みます。ツーリング後半になると荷造りも慣れてきて手間も時間もかからなくなりました。
モーテル前の江陵駅の朝は少ないながら通勤客が行き交っています。
強風の五台山国立公園
江陵の西側(内陸側)に広がる五台山<オデサン>国立公園は韓国人ライダーに人気のツーリングコースだということを事前に調べておいたので、地元ライダーに出会えることも期待しつつ走りに向かいました。
国道から地方道へ入り、上り2車線/下り1車線の幅広で緩やかな峠道が延々と続き、コーナーの見通しも良好で安心して走り続けられます。
路肩も広く、何かのトレーニングしている集団にも出会いました。
マラソン・自転車・クロスカントリーと多種多様なスポーツ選手が練習に来ていました。交通量が少なく、スポーツ選手らしき皆さんは四輪車を気にせず道路を幅いっぱいに活用していました。
ちょうど山頂あたりにある風力発電機の下で休息。
今朝からこの辺りは強風が吹き荒れていてきっと発電には適した地域なのでしょう。それにしても風が強過ぎる気がするし、期待していた地元ライダーは一台も見かけません。
峠を下るとその交差点ではパトカーが停車して交通規制をしていた。強風のため通行止だったようです。そりゃライダーなんていないはずでした。
国立公園の麓は放牧場が点在していました。
丹陽八景
次に向かうのは丹陽八景<タニャンパルギョン>。
韓国国内では有名な景勝地であり、やはり韓国人ライダーに人気のツーリングスポットで紅葉の名所です。
道を何度も間違える
しかし、五台山から通じる幹線道路が無く、分岐の多い地方道で何度か道を間違えます。頼みの観光案内所は閉業していました。
標識の英語表記さえややこしい地名。
Jucheon? Jecheon?
迷い道はともかく周辺の景色は日本で北関東ツーリングしているときの風景によく似ています。
嶋潭三峰に到着
丹陽八景は、嶋潭三峰・石門・上仙岩・中仙岩・下仙岩・舎人岩・龜潭峰・玉筍峰の8ヶ所の総称で広大な範囲にその一つ一つが点在しています。
最初に着いたのはその一つである嶋潭三峰<ドダムサンボン>。
韓国観光公社の公式ガイドに記される正式名称は嶋潭三峰/도담삼봉ですが、石碑の表記は島潭三峯でした。
南江<ナムガン>に浮かぶ3つの峰。
妾峰<チョッボン>(左)・男峰<ナムボン>(中央)・妻峰<チョボン>(右)です。妾-男-妻。
昼食後はすぐに出発
この近くにある食堂で昼食の野菜ビビンパを注文。
嶋潭三峰だけで満足してしまい、その他の名所は寄らずに丹陽を後にしました。
道路標識には分かりやすく案内が出ていました。
周囲には秋の景色が広がっています。
景色に気を取られているうちに行き止まりに突入してしまいました。
牛さんがむしゃむしゃ反芻しながらこっちを見ています。
水安保温泉
月岳山<ウォラクサン>国立公園を越えて本日の宿泊地へ向かいます。
水安保温泉<スアンポオンチョン>に到着しました。
首都ソウルからも近く韓国でもお手軽な温泉場として人気だそうです。この日はロシア系観光客が大勢歩いていました
今夜の宿はややお高めの宿泊料なれど、広くて設備も十分でジャグジー付きでした。
洗濯物が溜まっていたこととバイクウエアもヘルメットもひどく汚れていたので、観光は後回しにして広い浴室で手洗い洗濯を始めてしまいました。最後に自分がジャグジーに入ってモノもヒトもさっぱりです。そのまま日本語が使えるPCで今後のルートを確認します。
夜の温泉街で夕食
そんなことばかり部屋で続けていたら、せっかく温泉街に来たのにすっかり暗くなっていました。
夕飯を食べようにも閉店してる飲食店もあり、まだ営業している食堂で名物のキジ料理でも、と注文してみると「注文は3人分から」というお返事でお断りされてしまいました。
今夜の夕食はヘジャングク一人前です。
宿に戻り、たっぷり走った一日の最後は広いベッドで熟睡です。
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