台湾ツーリング2009 臺灣機車旅遊 scooter touring in Taiwan
台湾ツーリング2011 臺灣機車旅遊 scooter touring in Taiwan
2回目のツーリング(2011年)帰国直後には3回目も行くことを決めていて、2013年のゴールデンウィークに何とか9連休を確保しました。
基本的な旅の準備
台湾ツーリングも3回目ともなれば事前準備も慣れてしまい、航空券は渡航半年前に手配を済ませ、必要書類はすぐに揃えて荷箱や持ち物も前回と同じものをほぼ使い回し。旅行保険にも加入して大した苦労もせず基本的な準備はすぐに終わりました。(※ 詳しくは2011年のツーリング準備編を参照)
主な持ち物一覧
●台湾旅行に絶対に必要なもの/無いと困るもの
・パスポート
・航空券
・現金
・クレジットカード
・携帯端末
●台湾でスクーターを運転するために絶対必要なもの
・日本の運転免許証(二輪免許)
・中国語翻訳文(交流協会またはJAF発行)
●台湾をバイクで走行するために必要なもの/無いと困るもの
・ヘルメット
・バイク用ウエア(上下共)
・グローブ
・雨具
・工具一式
・地図、ナビ
●台湾旅行で必要なもの/あれば便利なもの
・着替え一式
・防寒着(季節や場所によっては寒いときがある)
・水着・スイムキャップ(台湾の温泉は基本的に水着着用・台湾のプールは基本的に帽子着用)
・筆記用具一式(筆談で何とかなることが多い)
※ 私の場合は撮影機材が多過ぎて皆さんの参考にならず持ち物としては省略します。特に撮影にこだわりが無ければスマホ1つで十分です。
2011年に自作した荷箱は今回も台湾に持ち込んで再利用します。
ツーリングルート
期間
前述の通り、2013年のゴールデンウィークを挟む9連休(4月28日~5月6日)で台湾を一周します。
ルート
肝心のツーリングルートについては、まずは前回のように調査不足で交通規制箇所を大幅迂回するような失敗が無いよう十分に事前調査を済ませました。
過去2回(2009年・2011年)は「台北→西海岸側へ向かい反時計回りに一周→台北に戻る」でした。
今回(2013年)は逆に「台北→花蓮まで鉄道で移動→花蓮から時計回りに一周→台北に戻る」としました。
このようなルートに決めた理由は時間に余裕を持って台湾最南端の墾丁まで行きたいことに加えて単に台湾の鉄道に乗ってみたかっただけです。
<新たな行先候補>
日月潭のリゾートホテルで宿泊
墾丁(台湾南端)で宿泊&海水浴
<再訪問予定先候補>
総統府(台北)の早朝国歌演奏
八田與一像と烏山頭水庫
鎮安堂飛虎将軍廟
光復の鉄道付き民宿(宿泊せずご挨拶のみ)
<訪問予定から外した候補>
南部橫貫公路(渡航の時点で一般車通行止)
阿里山森林鉄道(渡航の時点で復旧予定無し)
スクーター手配
ルートを考えつつ最重要な旅の友=レンタルスクーターの準備です。
やや難航しましたが最終的に自分の望んだ以上の条件で準備が整いました。
機車託運(スクーター配送業者)の利用
今回は「スクーターで花蓮から出発→台北でスクーターを返却→日本に帰国」というルートを組みました。つまり帰国前にスクーターを台北から花蓮まで返却する必要があります。台湾には機車託運と呼ばれるスクーター専門配送業者が全国にあり、台湾全土の支店や代理店にスクーターを配送するサービスを提供しています。このサービスを利用してツーリング最終日に台北から花蓮へスクーターを発送する予定を立てました。
救いのスクーター提供者が現れる
このサービス(機車託運)を利用して走行ルートを組み立てるつもりが、花蓮のレンタルスクーター店に何件も問い合わせしても日本人にスクーターを貸してくれる店がほとんどありません。レンタル可能な店は数件ありましたが台北から花蓮まで機車託運でスクーターを返却する対応までは出来ないと全て断られてしまいました。
出発1か月前になってもスクーターの手配が出来ず困っていたところ、私の動画(台湾ツーリング2011/臺灣機車旅遊2011-[part1])に 「いい映像だ 今度来れば 無料でバイクを貸してあげてもいいよ 俺はバイク屋さん」 とコメントが書き込まれていました。
書き込みした方は台北のバイク店福全車業行店長の揚さんでした。
まさに渡りに船です。即座に連絡を取りトントン拍子にスクーターを貸していただけることが決まりました。これは本当に本当に助かりました。
レンタルスクーター業務を取り扱っていない代わりに揚さん個人所有車両を無料で貸していただけることになりました。私のために荷台をオーダーメイド製作したり電源ソケット装着したりと申し訳ないくらいの対応をしていただき、更に機車託運を利用してツーリング出発日までに花蓮駅近くにある機車託運の店舗にスクーターを事前に送っていただけることになりました。
貸していただけるスクーターは台湾ヤマハのRS100。
(※ 揚さんが撮影して事前に私に送ってきた画像)
事前に準備していただいたオーダーメイド荷台と電源ソケット
(※ 揚さんが撮影して事前に私に送ってきた画像)
このバイク屋店長さんの至れり尽くせりの対応のおかげで自分の想定通りの走行ルートを組み立てることが出来ました。
揚さんが事前に花蓮までスクーターを送っていただけるおかげで、「日本から台北到着→花蓮まで鉄道で移動→花蓮から台湾一周→台北に戻りスクーターを返却」というルートが確定しました。
(※ 揚さんとの打ち合わせの際に私が作成した地図)
台湾旅行の情報源
2011年の台湾ツーリング動画は台湾の大手メディアで紹介されました。
そのおかげで台湾人から貴重な旅の情報を提供いただき、一般の日本人旅行者にはほとんど知られていないような情報も知ることが出来ました。また、前回と同様に元台湾駐在日本人の方からも詳しい情報やアドバイスを頂いただけでなく一部ホテル等の予約代行もしていただきました。
今回は特に台湾の歴史に関わる場所への訪問が多くなり、その予習のほうに時間がかかりました。
ツーリング動画
台湾ツーリング 2013 臺灣機車旅遊 – [part1] –
コメント