- 10月24日
10:00頃釜山(モーテル)宿のPCから阪九フェリーのチケット予約
- 11:00頃モーテル出発
- 12:00頃釜山(南浦洞)
純豆腐専門店で昼食
- 13:30頃釜山港沿岸旅客ターミナル
済州島行きフェリーのチケット発券手続き
バイク乗船手続き - 19:30頃フェリー欠航決定
乗船チケットキャンセル・返金手続き依頼
バイク運送キャンセル・返金手続き依頼 - 釜山港国際旅客ターミナル
日本行きフェリー乗船は間に合わず
- 釜山駅
ネットカフェで済州島のホテル全てキャンセル
駅近くの焼肉店で夕食 - 22:00頃釜山(海雲台)
スーパー銭湯で宿泊
釜山
10月24日 – 韓国ツーリング18日目
遅めの10:00頃に起床して部屋のPCでネットを使って作業を始めます。
帰国に向けて阪九フェリーを予約
日本への帰国が近付き、帰国後の国内移動のために阪九フェリー(新門司→神戸)の10月29日乗船予約をに入れることにしました。部屋のPCでは日本語入力出来ず、自分のYahooJAPANアカウントに英数字でログイン→個人情報ページを開く→自分の氏名や住所(日本語)をコピー→阪九フェリーの予約フォームにペースト、このめんどくさい手間で何とか予約を入れることが出来ました。
11:00頃に荷物をバイクに積んで宿を出ます。
豪雨の後ですっかりバイクが汚くなりミラーで後方が見づらくなりました。
純豆腐専門店で昼食
釜山市内の南浦洞<ナムポドン>に向かい、光復路<クヮンプクノ>の端にある純豆腐<スンドゥプ>専門店に入ります。
ちょうど昼食時間帯で店は大賑わいでした。
キムチスンドゥプ定食を注文。疲れた身体にちょうどいいメニューでした。
済州島行きフェリーの乗船手続き
13:30頃、釜山港沿岸旅客ターミナルに到着。
私が利用したはまゆうが寄港する釜山港国際旅客ターミナルとは別の場所にあり、ここは韓国国内便専門のターミナルです。
今夜乗船する済州島<チェジュド>行カーフェリーの手続きを早いうちに始めます。
釜山~済州島を往復するカーフェリーに乗船するために、ツーリングの準備段階で日本国内の韓国旅行専門代理店を通してフェリー往復便を予約済みです。しかし、私のような外国人からの予約システムが確立されていないうえに、日本から持ち込んだバイクを載せていくという特殊な条件が重なり面倒な乗船手続きをすることになりました。
日本国内のフェリーであればライダーとバイクのセットでチケット予約を済ませられますが、この船便では乗客とバイクの運送をそれぞれ全く別の会社での手続きが必要となりました。しかも日本語も英語もほぼ通じず原則として韓国語での対応となります。
まずは乗客=自分の乗船手続きです。
ターミナルのオフィス棟4階にあるフェリー会社窓口へ直接訪問し、予め印刷しておいた予約確認票と支払証明を提示します。
幸いにも日本語を話せるスタッフさんに対応していただき乗船チケットを入手出来ました。
ここで「バイクの運搬手続きは17:00までに窓口へ来てください」と指示されました。
かなり時間があり、釜山港から出てスターバックスで一服しつつ、今までのツーリング記録を書き留めたり済州島の予定を考えたりして過ごします。
ヘルメットにはトンボが。秋だな…。
バイクをフェリーに載せる
17:00頃に再びターミナルへ戻ります。
乗船前に船内で一泊するための荷物を取り出して荷箱を施錠します。
港には既に乗船予定のコージーアイランド号(CozyIsland)が停泊し出航を待っていました。
ターミナルから離れた場所の運送会社オフィスへ出向き、今度はバイクの乗船手続きを依頼します。こちらは韓国語のみの対応でかなり時間がかかってしまいました。
スタッフさんはわざわざ日本の旅行代理店に国際電話していただき、予約確認と入金証明が済んで無事に運送チケットが発行されました。ありがとうございます。
バイク駐輪設備なんて無いフェリーの貨物フロアで荷物の山に縛り付けるように固定されました。
これで乗船手続きが全て終わりました。ターミナル内で19:00の出航をひたすら待ちます。
明日には自分のバイクで済州島ツーリングが出来ると考えるだけで気分が上がってきました。
乗船ゲートにはすでに行列が出来ていました。
そして19:00。
乗船ゲートが開きません。30分経って19:30になっても開きません。
「ま、こんなこともあるさ」そう思いつつ待っていると、大音量で何やらアナウンスが流れます。何と言ってるのか分かりませんが、それを聞いた韓国人客が一斉にどよめきの声を上げて行列から離れ、チケット発券窓口へ揃って移動し始めました。
「何があった?」混乱するターミナルでなんとか係員さんをつかまえて英語で質問しました。うまく聞き取れませんがが、cancelそしてbad weatherの単語だけははっきり聞き取れました。
まさかのフェリー欠航
荒天のため欠航?
唖然とする私の目の前には払い戻しを求める乗客の列が出来ていました。
さて、とりあえず冷静になり私は何をすべきなのか考えます。
釜山~済州島ルートはもう一隻のフェリーがドック入りしていて隔日運航、ということは次の出航は2日後の10月26日。済州島は1泊のみとしても釜山に帰れるのは最速で10月29日になってしまいます。バイクの一時輸出期限を10月28日に設定してしまったので、その日までに釜山から関釜フェリーに乗船して出国する必要があるのに、この日程では絶対に間に合いません。
そこで私が出した結論は「済州島行きをあきらめ予定を早めて日本へ帰国」でした。
大急ぎで全部キャンセル
照明が消されかけたターミナルからは乗客のほとんどが去っていました。
まずは日本の旅行代理店へ電話して事情を伝えフェリー代の返金手続きを依頼しました。
再び運送会社オフィスへ走り、フェリーに載せてしまったバイクを急いで引き取りに行きます。欠航の情報は伝わっていたため職員さんがすぐに誘導と下船準備をしていただけました。
そのままバイクに乗り、ダメモトで釜山港国際旅客ターミナルへ向かいます。
また釜山の公道に戻ってしまいました。
タンクバッグの中には済州島パンフレット。ああ俺の済州島…。
今夜の関釜フェリー帰国便に乗れるかもしれないとわずかな期待をしていましたが既に窓口が閉まっていました。今夜の帰国はあきらめます。
次は釜山駅構内のネットカフェへ直行し、済州島で予約していたホテル2件をキャンセルしました。
キャンセル料100%で払い戻しはゼロ。金銭的よりも精神的なダメージのほうが応えます。
今朝予約したばかりの阪九フェリー(新門司→神戸)10月29日便はキャンセルせず、日本に帰国したら新門司港の阪九フェリー窓口で日程変更の手続きをすることにしました。
一段落して夕食
これで今夜出来ることは全てやりました。
腹が減ったので焼肉店でオギョプサルを腹いっぱい食べます。
海雲台のスーパー銭湯へ
時間は22:00を回っています。今から宿を探すのも面倒だけど一昨日のような野宿は避けたいと思い、海雲台にある24時間営業のスーパー銭湯VESTAに向かいました。
8400ウォンを支払い、海雲台ビーチを一望出来る風呂に浸った後は仮眠ルームで朝を迎えることにしました。
明日はどうしよう?なんて考える余裕もなく疲れていて、目覚ましを7:00に設定して即眠りにつきました。
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