[bike]韓国一周ツーリング2006 – part17 慶州→虎尾岬→釜山

韓国ツーリング2006
この記事(part17)の旅程
  • 10月22日
    8:00頃
    慶州出発

  • 9:00頃
    浦項

    POSCOの工場地帯
    波の静かな迎日湾

  • 10:00頃
    虎尾岬

    ほぼ韓国本土最東端
    ツーリング集団に出会う

  • 12:30頃
    蔚山

    ロッテマートで昼食

  • 16:30頃
    釜山

    大渋滞で体力と時間を消耗
    体力ゼロになり釜山駅前で寝落ち

  • 10月23
    4:00頃
    海雲台(釜山)

    夜明け前にマックで朝食

  • 6:00頃
    東菜(釜山)

    虚心庁で体力回復

  • 15:30頃
    釜山市街

    ロシア人街の安宿にチェックイン
    チャガルチ市場を散策

慶州出発

10月22日 – 韓国ツーリング16日目

あまり居心地の良くなかった慶州8:00過ぎに出発。

国道20号を北東に走り、日本海側の港町・浦項<ポハン>を目指します。 

浦項に面する迎日湾

約1時間で浦項に到着。
浦項は巨大鉄鋼メーカー会社POSCO(Pohang Iron and Steel Company)の本拠地で、旧社名の「浦項総合製鉄/포항종합제철」が示す通りここ浦項が発祥の地ということで、海岸沿いには製鉄所とその関連施設が並んでいます。

浦項に面する迎日湾<ヨンイルマン>は波がほとんど無くて穏やかでした。

静かで小さな港が所々にあり、この辺りで民家に集合しているGL1800を目撃しました。

虎尾岬

浦項から25km走った辺りで迎日半島<ヨンイルハンド>のほぼ先端に位置する虎尾岬<ホミゴッ/Homigot>に10:00頃到着。

ほぼ韓国本土最東端

実際の韓国本土最東端はもう少し南の地点ですが、虎尾岬がほぼ韓国最東端に近い観光地となっていて広大な駐車場や撮影スポットも整備されています。この日は日曜日ということもあり観光客が大勢押し寄せていました。

巨大な手のひらのモニュメントが陸地と海中に建てられています。

この海が日本海で、韓国では東海<トンヘ>と呼ばれています。

実際にここ韓国の東海岸に立ってみると東側にある海であることは事実ですが、逆に日本の北陸辺りの海岸から「この海がトンヘです」と言われても違和感があるでしょう。
この岬のほぼ北東には鬱陵島<ウルルンド>や竹島(島根県)、南東には島根県山口県があります。

ツーリング集団に出会う

さっき見かけたGL1800集団がFUTURAのすぐ後ろに停車。

バイク乗りは最○端を目指したがるという定説は韓国でも同じでした。「日本から来たのか?」と声をかけられましたが、仲良しご夫婦のタンデムツーリング集団ということもありあまり会話はしませんでした。

最東端の地から10kmほど走った小さな休憩所でCBR125オーナーズクラブと出会いました。

カメラを向けると愛車の前でカメラ目線を頂きました。
ホンダ現地法人の社員さんでした。

ツーリング日和の日曜日はこの他にもツーリンググループが海岸沿いの道路を走っていました。

蔚山で昼食

国道31号を南下して蔚山<ウルサン>へ向かいます。

正午過ぎに蔚山市郊外でロッテマート内にあるフードコートで冷麺定食を注文。

釜山

昼食を終えて出発しようとしたら小雨がパラついていました。

このまま国道14号を直進して釜山<プサン>を目指している途中に小雨が徐々に強くなり、蔚山市を抜ける頃には本格的な豪雨に変わってしまいました。同時に交通量も増えてきて釜山市内に入る頃には大渋滞になっていました。

釜山市内のデパートやスーパー前は微動だにしないほどの渋滞となり疲労が溜まっていきます。

釜山駅で体力ゼロ

グッタリしたままようやく釜山駅に到着しました。

釜山駅構内に入るとものすごい大混雑です。
観光案内所を見つけてホテル街の場所を調べてもらいました。

駅から出て宿探しに向かいますが、荷物満載のバイクをあちこち走らせる体力も残っていなかったことと危険なくらい眠くなっていました。雨も降り続いて体力が奪われていくのが分かります。

緊急避難で釜山駅前の駐輪場でバイクを止めて隙間で横になりました。
眠りに着いたのは21:00頃だったと思います。


10月23日 – 韓国ツーリング17日目

寒さで4:00頃に目が覚めてしまい、とりあえず朝食を取れる場所を探しにバイクで市内をうろつきます。

海雲台と東菜で体力回復

海雲台<ヘウンデ>で見つけた24時間営業のマクドナルドへ入り軽い朝食とコーヒーで暖を取ります。

空が明るくなり始めた頃にマックを出発し、釜山を代表する温泉場・東菜<トンネ>に向かいます。ガイドブックに載っていたスーパー銭湯虚心庁<ホシムチョン>に直行です。一度に3000人が入浴出来る超巨大温泉施設で、あの辛ラーメンで有名な農心が経営しているそうです。

早朝から営業していて開店から間もない時間に入店しましたが、すでにお客さんが大勢寛いでいました。

昼過ぎまで浴室のリクライニングチェアで熟睡…
さらに15:00頃まで床暖房のある仮眠所で熟睡…

気付かないうちに緊張感と疲れが溜まっていたようでした。半日かけて疲れを取ってから今夜の宿探しに出かけます。

途中、釜山国際映画祭が開催された場所(BIFF広場)に寄りました。

日本人受賞者の手形も埋め込まれています。

ここの屋台で軽くお食事を済ませます。

ロシア人街で宿をとる

その後、釜山駅からすぐ近くにあるロシア人向けの安宿を見つけてチェックインしました。

ありがたいこと自家用ガレージ内にバイクを置かせていただけました。

バイクには乗らず、地下鉄と徒歩で釜山観光に出かけます。

ロシア人街に行きましたが日本人の私にはご縁が無いような店ばかりでした。

活気のあるチャガルチ市場

チャガルチ市場とその周辺は活気があり屋台飯も美味しく、夜遅くまで人で溢れていました。

地下鉄で宿に戻ります。
明日は朝鮮半島本土を離れフェリーで済州島<チェジュド>へ向かう日で、楽しみにしつつ早めに就寝しました。

10月22日

走行距離 240km

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