[bike]韓国一周ツーリング2006 – part2 自宅出発→下関出港

韓国ツーリング2006
この記事(part2)の旅程
  • 10月4日
    自宅出発

    有明港(東京)から国内フェリー乗船

  • 19:10
    フェリー出港(東京・有明港)

    新門司港(福岡)に向けて2泊3日のフェリー移動

  • 10月5日
    フェリー移動(徳島港経由)

    一日中船上で過ごす

  • 10月6日
    5:00
    フェリー到着(福岡・新門司港)

    関門海峡観光

  • 下関港到着

    日本出国とフェリー乗船の手続き

  • 19:00
    日本出国(下関港出港)

    釜山港(韓国)に向けて1泊2日のフェリー移動

自宅出発→国内フェリー乗船

まずは有明港→(フェリー)→新門司港→(陸路)→下関港の国内移動です。

10月4日 – 日本国内移動1日目

午前中に自宅の片付けをして家族や友達に連絡を済ませ、前日までに用意してあった荷物をバイクに積んで昼過ぎに自宅を出発。夕刻発のフェリーに乗船するため有明港(東京)に向かいます。

ライコランド東雲に寄って時間調整。
1か月分の荷物が詰まったパニアケース+トップケース+シートバッグ+タンクバッグのフル積載状態で、押し歩きも出来ずカーブを曲がるときにシートレールが歪む様子が尻に伝わって恐怖でした。

ライコランド東雲から数km先の有明港にはすぐに到着して乗船手続きを済ませます。

平日ということもあってバイクは少なく、私の他には原付数台とBuell1台だけが乗船を待っていました。実はこれが初めてのバイクでのフェリー利用で、作業員さんに誘導されフェリーに乗り込みます。

おーしゃんうえすと(オーシャン東九フェリー)は予定通り19:10に出港しました。

10月5日 – 日本国内移動2日目

小雨が降ったり止んだりの悪天候で、乗客の少ない二等船室でほとんど寝て過ごします。途中寄港した徳島港も乗降客はほとんどいませんでした。
乗船中にヤマハ発動機本社から電話が入り、「EC-02のバッテリーのリコールがあり今すぐにでもバッテリー回収に伺いたい」というお知らせでしたが、長期ツーリングに出たばかりということを説明し帰宅後にこちらから連絡するとだけお伝えしました。

新門司港到着

10月6日 – 日本国内移動3日目

早朝5:00新門司港(福岡)に到着。

まだ真っ暗だし小雨も降ってるしフェリーで寝てばかりだったのになぜかまだ眠いし、そもそもこの時間に出発しても行くべき場所がありません。日が昇るまでターミナル内の待合室で仮眠することにしました。

6:30頃に朝日が眩しくて目が覚め、雨も上がっているのを確認してバイクで港を出ます。

実はバイクでの九州初上陸ですがこのまま本州へ直行します。
途中、門司駅周辺の観光と関門海峡の人道トンネルを歩いて往復しました。

関門海峡をバイクで渡り、下関市内で食事とガソリン給油を済ませてから今夜発のフェリーに乗るため下関港へ向かいます。

下関港到着→出国手続き

乗船受付開始は15:30ですが念のため13:00頃には下関港国際ターミナルに到着しました。

ターミナル窓口での手続き

1階にある出国乗用車専用の駐車スペースにバイクを置き、ターミナル2階の関釜フェリー乗船窓口へ向かいます。
「今日バイクを持ち込む【の】です」と伝えるとちょっと面倒な各種書類の受け渡し作業が始まります。

パスポート・運転免許証(日本・国外の両方)・車検証・登録証書を提出→窓口から渡される乗船申請書・車両航送申込書に必要事項を記入し再提出→乗船券・入国申告書・旅行者携帯品申告書・その他説明書を受け取り、通関手数料6000円・下関港湾施設利用料600円もここで支払います。

この面倒な手続きは別記事で詳細にまとめましたので以下の記事をご覧ください↓


書類には捺印が必要な書類がありここで印鑑の用意を忘れていたことに気付き、ターミナルからペデストリアンデッキで徒歩10分のJR下関駅まで行き近くの100円ショップで三文判を買いました。時間に余裕がなかったら間に合わなかったかも。
手続きを終えてもまだ出国まで時間があり、下関駅ビル内のカフェでハングル語の予習をして過ごしました。

ターミナルに戻ると旅行客で混雑していて日本語とハングル語が飛び交っていました。

バイクの出国審査

17:30車両の出国審査が始まる時刻となりターミナル2階へバイクを移動させます。

ここが一時輸出入車両検査場で、乗用の四輪車/二輪車を韓国へ持ち込む際はここで車両検査を受けます。

テーブルとX線検査装置が置いてあるだけの殺風景な場所にバイクを置いて待ちます。

すぐに下関港スタッフ5人+下関税関職員さんに囲まれ審査開始…といっても、口頭で「何か申告が必要なモノはありますか?」と聞かれる程度で終わってしまいました。

乗客(自分)の出国審査

バイクの審査を終えたら次は人間(自分)の出国審査です。誰も行列していない貸切状態の出国ゲートへ歩いて行きパスポートチェックを受けKANMONスタンプが押されます。撮影しようとカメラを向けたら「ここは撮影禁止です」と注意されてしまいました。

はまゆう乗船→出港(出国)

ターミナル内での手続きを全て終えいよいよ韓国へ上陸するフェリーに乗船します。ここで長旅への高揚感が急上昇です。 

今回利用するフェリーははまゆう(関釜フェリー)です。
はまゆう(関釜フェリー)について別記事でまとめましたので以下の記事をご覧ください↓

バイクと共に乗船

港湾職員さん運転の港内作業車に先導されてフェリーの車両甲板まで進みます。二輪車専用エリアは無く貨物やトレーラーの隙間にバイクを停めます。

関釜フェリーは原則フレーム固定(フレーム部分に直接ロープを引っ掛ける)でフルカウルマシンにはちょっと厳しい条件です。作業員さんと話し合ってステップ・シート・ホイールの3ヶ所に分厚いマットを当ててロープ固定してもらうことで解決しました。

最低限の手荷物(着替やタオル等)のみを持って二等船室まで移動します。

客室内は韓国人と日本人がほとんどでその大半は韓国人団体客でした。非アジア系の乗客は世界旅行中のドイツ人女性1人だけでした。乗客は酒を飲み始めたり展望浴室で風呂に入ったりで早くもくつろいでいました。私は一人で船内探索に向かいます。

18:00過ぎ頃にデッキに出ると夕陽の空に満月が浮かんでいました。

景色を一望出来るパブリックスペースには誰もいませんでした。

下関出港(日本出国)

19:00はまゆうは定刻通りに出航。ターミナルから徐々に離れていきます。
狭い関門海峡をゆっくり時間をかけて航行しつつ対馬海峡へ向かいます。

営業時間が短めのレストランで早めに夕食をとってから展望浴室でゆっくり湯に浸かります。
浴室から出ると船内ホールのテレビではKBS衛星(ハングル語)とNHK衛星(日本語)が放映されていました。

明日の韓国上陸に備えて消灯前に横になって早めに眠りにつきました。

寝ている途中で急にエンジン音と騒音がほとんど聞こえなくなります。
釜山港入港は朝8:00で約12時間の航行です。釜山までの航行はこんなに時間がかからず時間が余るため、フェリーは対馬海峡の公海上で数時間停泊して時間調整をしていました。

10月4-6日
フェリー移動1150km
バイク移動80km

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