前記事で解説したSUPRA GTR150はP.T. Astra Honda Motor(ホンダ・インドネシア現地法人)が2016年から生産・販売している小型バイクです。
SUPRA GTR150現オーナーの私が今までのカスタム記録を残す自分用メモです(記録内容は随時更新されます)。
SUPRA GTR150 現在のカスタム状況
SUPRA GTR150 カスタム記録
今までのカスタム記録を不定期に更新しています。
※時系列順ではありません。
純正エンジンカバー装着
作業手順
新車購入と同時注文したホンダ純正のエンジンカバー。
エンジン表面のガリ傷を守る程度の薄い耐熱素材で、ほぼ見栄えを良くするためだけのカスタム。
付属の洗浄シートでエンジンを拭く→貼り付ける→(エンジンを動かさず濡らさず)24時間待つだけ。
作業情報
使用した製品
COVER SET, CRANK CASE, K56F, Accesories (ホンダ純正アクセサリー)
部品番号 08F80-K56-F00
作業日 2020/03
純正ラジエータープロテクター装着
作業手順
新車購入と同時注文したホンダ純正のラジエーターカバー。
耐熱素材に金属製の網が固定されているだけの簡素な作り。
インドネシア語が読めなくてもイラストと数字だけで取付方法が判る。
仮組してみたら左下側の突起が大き過ぎてラジエーターと隙間が出来てしまう。
ホンダ純正なのに…と愚痴をこぼしつつ嵌合しない突起をカット。
完全にフィットして無事に取付終了。
作業情報
使用した製品
名称 COVER SET, RADIATOR, K56F, Accesories (ホンダ純正アクセサリー)
型番 19000-K56-F00
作業日 2021/06
純正キャリア装着
作業手順
新車購入と同時注文したホンダ純正のリアキャリア。
後続車に突き刺さりそうな鋭角デザインでグラブバーよりかなり長い。
説明書は同梱されているが読む必要がないくらい作業は簡単。
グラブバーを外す→ボルト4本でリアキャリアを固定するだけ。
※後日、トップケースのベースを装着したところシートと干渉したため取り外しました。
作業情報
使用した製品
名称 REAR CARRIER GTR (ホンダ純正アクセサリー)
型番 43111-K56-F00
作業日 2020/01
トップケースラック装着
純正キャリアにGIVIモノロック汎用ベースを装着したらシートが開かなくなることに気付く。
このような事態は想定していたのでホンダ純正キャリアは早々に外し、代わりに既に入手していたGIVIの車種専用トップケースラックを装着。
作業手順
GIVIがインドネシアで販売しているGIVI HRV-SUPRA GTR 150 (SUPRA GTR150専用トップケースラック)。
シートレール裏側のボルト4本で専用パーツを固定し、左右タンデムステップに挟み込むようにGIVI左右パーツを固定。
最後にMONOKEYベースを装着。
製品セットに同梱されていたM5Mは使わず別途購入したM6Mを使う(理由は後述)。
完成図。
テールとMONOKEYベースの隙間が広いため純正グラブバーも同時に装着可能。
私の場合はタンデムするつもりが無いためグラブバーは外したままにした。
GIVIトップケース E43 を装着。箱の位置はやや高め。
ベースをM6Mに換装した理由はU字ロックを挟んで固定する穴があるから。
U字ロックを収納出来て便利だが、走行中はカタカタカタカタずっと小刻みに揺れてうるさいため、U字ロックにスポンジを巻いてカタカタ音を抑える。
作業情報
使用した製品
・HRV-SUPRA GTR 150 (GIVI Heavyduty Advance Rack)
・M6M (GIVI MONOKEYベース FZシリーズ専用)
作業日 2020/02
パニアケースラック装着
GIVIの車種専用トップケースラックに続いてパニアケースラックも装着。
作業手順
GIVIがインドネシアを含むASEAN地域で販売しているGIVI SBL-RS150R (SUPRA GTR150専用パニアケースラック)。
これ単体のみでは装着出来ずGIVI車種専用トップケースラックと組み合わせ必須。
既に車種専用トップケースラック(HRV-SUPRA GTR 150)は装着済。
左右タンデムステップ・グラブバーのボルト穴・トップケースラックのボルトの3か所と共締めして左右マウントパーツを固定。
装着した状態。
パーツ自体は大きなラックだが取り付けてしまえばあまり目立ち過ぎない。
MONOKEYベース部分にケースを引っかけるボルトを装着して実際にパニアを装着して半日走行したところ、気付かないうちに1本落下していた。
そもそも同梱のボルトが短過ぎることが判り、同規格でボルト部分だけ長いボルト・高さ調整用のカラーとスプリングワッシャー・GIVI補修パーツを別途購入し自作。
GIVIケースが正常に装着出来てボルトも落下しないことを確認。
作業情報
使用した製品
・SBL-RS150R (GIVI SIDE BAG HOLDER HONDA RS150R)
・GIVI Z125 マッシュルームスペーサー (欠品補充用)
・皿キャップボルト M6x35mm (交換用)
・スプリングワッシャー M6 三価ブラック (交換用)
・アルミニウムカラー M6 x 5mm (高さ調整用)
作業日 2021/06
センターボックス装着
アンダーボーン車に大きめのインナーラックを装着するカスタムはASEAN地域(特にマレーシアとベトナム)で定番となっていて、その需要を見込んだGIVIがCENTER BOXと称する製品を現地販売している。
装着には車種別専用フィッティングパーツが必要で、対応車種一覧にSUPRA GTR150があったことと現地ライダーが活用している動画を観て欲しくなり、マレーシアから輸入代行業者を通じて購入。
作業手順
GIVIがASEAN地域で販売しているG12N (CENTERBOX)。
別売のCR-RS150R(車種専用フィッティングキット)のパーツとG12Nを仮組みする。
精度が悪くボルト穴がやや合わないが強引にナイロンナットを締めて固定。
取付完了。
GIVI公式サイトには「シートが35度までしか開かなくなります」と画像付き解説があり、実際にシートが途中までしか開かず給油しづらくなる。跨るときはこの箱が邪魔になりエアクリーナエレメント交換の際はG12Nの着脱が必要。
しかし、そんなデメリットを凌ぐほど便利な収納で極めて満足度の高いカスタムになった。
作業情報
使用した製品
・G12N (GIVI CENTER BOX)
・CR-RS150R (GIVI車種専用フィッティングキット)
作業日 2021/06
マグネットキー自作
GIVI G12N(CENTER BOX)を装着したらシャッターキーが開閉しづらくなった。強引にキーを回すとセンターボックスにガリガリ擦れてキズが増えていくため、対策としてシャッターキーを開閉するためだけのキーヘッドを別途作成。
作業手順
TLH(株式会社フキ)のスペアキー VM-5を準備。
取扱説明書に従ってマグネットキーのパターンを複製。
純正キーと一緒に常時持ち歩く。
純正キーではG12Nに当たってシャッターキーが開閉しづらい問題が、この複製キーヘッドを使うと簡単に開閉できるようになった。
作業情報
使用した製品
・VM-5 ホンダ対応キーヘッド (TLH/株式会社フキ)
作業日 2021/07
前ブレーキホース(ステンレスメッシュホース)交換
前ブレーキを純正のラバー製ホースからステンレスメッシュ製ホースへ交換し、全ての作業をプロの整備士に依頼。目立たない色(ブラック)で統一し、見た目はステンレスメッシュ製ホースであることをほぼ判別出来ない仕上がり。制動力とブレーキタッチは大幅に向上。
作業情報
SWAGE-LINE バイク用ステンレスメッシュブレーキホース (フルオーダーメイド)
クラッシュガード装着
万が一転倒した際に車体へのダメージを極力避けるための防護パーツを装着。
作業手順
RAPIDO BODY GUARDを個人輸入。
マレーシアの大手バイクアクセサリーメーカーRAPIDOの製品。
見た目に反して軽量でかつ転んだら容易に曲がりそうな素材で出来ている。
衝撃を受けたらグニャっと曲がってフレームとエンジンを護る(そう思いたい)。
フレームとエンジンを固定するボルト穴(左右)と車体前方のホーン取付ボルト穴の3箇所で固定する仕様で、このクラッシュガードをフレームに固定しようとするとエンジンマウント用の純正ボルトの長さが足りなくなる。
そこで、クラッシュガードを取り付けた状態で十分な長さになるボルトをオーダーメイド。
車体にクラッシュガードを仮組。
無理なく取付が出来ることを確認したら外装を再装着してクラッシュガードを取り付ける。
本来はスライダー装着用の左右ボルト穴にはアイボルトを取り付ける。
完成。見た目の印象が一変する。
作業情報
RAPIDO BODY GUARD
ボルト オーダーメイド ネジのトミモリ
ACC連動12V電源の作成
各種電装品への給電のベースとなるACC電源(12V)の配線を組みます。
作業手順
右側外装を外すと取り出せるアクセサリー電源コネクター。まずは極性を確認。
極性が判別出来たら防水ハーネスを自作。
この電源コネクターはリレー作動用としてのみ利用する。
12V電源はバッテリー本体から直接取りヒューズを介してリレーに接続。
雨が侵入しない部分に隠れているメインハーネスとリレーを固定し、シート右側のフレームに3極WAGOコネクター3個でBATT(+)・ACC(+)・GND(-)を整理する。
配線を簡略化するため、車体前側に別の5極WAGOコネクター3個を配置。
シート下のコネクターと車体前側のコネクターを接続し、ここからハンドル周りの電装品へ給電出来るようにする。
ついでにバッテリー直結のSAE端子をシート下まで配線。バッテリー充電器からの給電はこの端子を利用する。
これで電装パーツへの給電とバッテリーメンテナンスの土台が完成。
作業情報
使用した製品
・キジマ 防水カプラーセット HM090 4P
・エーモン DC12V車専用リレー
・WAGO 3極コネクター
・WAGO 5極コネクター
・電源ケーブル 12V用
・SAEコネクター
作業日 2021/05-06
LEDフォグランプ装着
RAPIDO BODY GUARDは元々LEDフォグランプ・スライダーとセット販売されている。私はクラッシュガード本体のみのバラ売り品を購入したが、LEDフォグランプを装着するボルト穴が最初からあり、その位置にSPARK135→K1300Sと使い回してきたフォグランプをSUPRA GTR150にも再利用することにした。
作業手順
酷使されても故障せず現役のLEDフォグランプ。
LEDフォグランプに12V電源を供給するための電源コネクターを自作して装着。
配線を固定してしまうとクラッシュガードが外せず整備に支障が出るため、コネクターで着脱出来るようにした。
クラッシュガードにロードバイク用ケーブル固定パーツを貼り付けて12V配線を装着。
せっかく12V電源を配置したのでフォグランプ横にLEDリフレクターも装着して配線。
防水スイッチを左ハンドル付近に取付。これでフォグランプとリフレクターのON/OFFを操作する。
完成。
夜間に点灯テスト。
真っ暗な場所でも路面状況が見やすくなり被視認性も向上して満足度の高いカスタムとなった。
作業情報
ドライブレコーダー装着
ACC電源の設置後に早速ドライブレコーダーを搭載。
作業手順
バイク用ドライブレコーダー VSYSTO P6 。
車体内に収納するためナビ本体が出来るだけ小さく、設定や操作がしやすいモニター付き製品を選んだ。
引用元 : Amazon.co.jp: VSYSTO バイク用ドライブレコーダー 前後カメラ
「どこにナビ本体とカメラを配置するか」「どうやって配線するか」が最大の課題。
テール部分のわずかな隙間にレコーダー本体を詰め込み、シートレール下のわずかな隙間にDCアダプターを強力両面テープで貼り付ける。
前カメラ設置
元々ホーンが装着されていた場所を利用(ホーンは別の場所に移設)。汎用ステーを利用して位置を微調整し外装の隙間に固定。
後カメラ位置
ドライブレコーダー後カメラ専用ステーを用意してマニュアル通りに固定。
各パーツの位置が決まってから配線作業と動作確認をして作業完了。
※今のところドライブレコーダー映像のお世話になるような事故には遭っていません。
作業情報
使用した製品
・VSYSTO P6 (バイク用ドライブレコーダー)
・デイトナ 19254 (ナンバープレート固定用リアカメラステー)
作業日 2021/06
USB電源設置
左右ハンドル周辺にUSB電源を設置します。
作業手順
デイトナ製の12V電源対応USB端子(2個口)。
外装を外し、ACC電源(12V)と接続してから左右のミラーネジ穴すぐ横の隙間を通じて配線。
ステーやボルトは使わず強力両面テープで貼り付けるだけ。
これでRAMマウントで固定したスマホへのUSB給電が出来るようになった(防水非対応なので雨天では使えない)。
作業情報
デイトナUSB
センターボックス内の電源設置+照明設置
G12N CENTER BOXの内部に12V電源を増設し、夜間でも使いやすいように照明も設置。
作業手順
G12Nの底部にドリルで穴を開ける。
バイク本体からエアダクトの隙間を通じてACC12V電源をG12Nの内部に引き込む。穴は保護テープで防水処置。バイク本体の隙間からACC連動12V電源を接続する。
余っていた12Vシガーソケットパーツ・USB変換プラグ・LEDテープの切れ端をWAGO端子を使って配線を組む。
G12N内部にパーツを強力両面テープで貼り付け動作確認して終了。
これで豪雨で走行しながらでもスマホやカメラのバッテリー充電が出来るようになった。
LEDはメインキーONで常時点灯。
真っ暗な夜間でもこのように箱の内部が良く見えるようになった。
作業情報
可変スクリーン装着
SPARK135に装着したことがあり実用性の高かった角度可変スクリーンを装着。
作業手順
SUPRA GTR150のミラー取付ボルト穴が低過ぎてスクリーンのアームが共締め出来ず、ストレートターナーでボルト穴を延長する。
スクリーンのアーム土台部分をRAMマウントベースとミラーで共締めする。
位置を微調整して取付完了。
作業情報
使用した製品
・SENFUN 可変スクリーン(中古で入手)
・ナポレオン ストレートターナー T-1(ホンダ正ネジ10mm)
作業日 2020/02
マウントステー装着
ミラーのネジ穴にRAMマウントベースと可変スクリーンを共締めしていると風圧でミラーナットが緩むことが多く何度も調整を繰り返していた。ミラーのネジ穴だけで各種アクセサリーを固定せず、アクセサリー類をマウント出来るステーを装着することにした。
作業手順
ちょうどいいステーを探すためにホームセンターを何件も巡るのが面倒になり、自分でド素人図面を書いて板金屋さんに送りオーダーメイドで作成していただいた。
共締めしていたアクセサリー類を一旦全て外し、マウントステーだけを仮固定してサイズチェック。
このマウントステーに取り付ける可変スクリーンベースとRAMマウントベースを準備。
錆防止のため黒に塗装。
RAMマウントベースと可変スクリーンベースを固定。
ミラーは緩まなくなり、可変スクリーンの可動性も確保され、RAMマウントベースもスマホが見やすい位置に改善された。
作業情報
発注した板金店
作業日 2022/06
オフロードタイヤ装着
SUPRA GTR150ではオンロードだけではなく未舗装路も走りたいと思い、交換用オフロードタイヤ&前後ホイールカスタムの全作業をプロの整備士に依頼。
スポークホイールの入手が難しかったためオンロード用キャストホイールを個人輸入。
マレーシアの大手バイクアクセサリーメーカーRAPIDO製ホイール前後セット。
車種専用品だけあって適合は完璧でホンダ純正パーツもそのまま流用可能。
作業情報
RAPIDO SPORTS RIM
前ナンバープレートステーを外す
インドネシアは前後にナンバープレート表示義務があり車体前面の最も目立つこの位置にナンバープレートステーが鎮座していて、日本では全く無用なので取り外す。
作業手順
ボルト2本を外すだけ作業自体はごく簡単。
取外後は最も目立つ位置にボルト穴が残り、これを目立たなくさせるため本来はナンバープレート固定用に販売されている小型リフレクターを装着。
この製品はほとんど光を反射せずリフレクターとしては不良品だが、ボルト穴を塞ぐだけの飾りとしてはむしろ反射してもらっては困るのでこれで十分。
作業情報
作業日 2021/07
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