[bike]韓国一周ツーリング2006 – part16 大邱→慶州

韓国ツーリング2006
この記事(part16)の旅程
  • 10月21日
    9:30頃
    大邱出発

  • 12:00頃
    慶州

    宿探しで苦労して結局失敗
    世界遺産・仏国寺

  • 普門湖

    現地ライダーと雑談

大邱出発

10月21日 – 韓国ツーリング15日目

今日は長距離移動しないことが分かっているので遅めの9:30頃に大邱を出発します。

大邱からは国道4号をほぼ直進するのみです。

古都に向かっているとこんな建物が増えてきます。

慶州に向かう途中で寄った韓国家屋ぽくてかっこいいガソリンスタンド。

慶州

昼過ぎに慶州に到着。
古都ということで高い建物がほとんどありません。

慶州は新羅王国時代の首都だった歴史があり遺跡や世界遺産が集まる古都。
日本における奈良のような存在で韓国を代表する観光名所です。

宿探しに苦労する

まずは荷物を置いて史跡巡りをしたいので早めの宿探しを始めます。

慶州なの有名なゲストハウス2件、韓進荘旅館SaRangChaeに向かいました。

韓進荘旅館はバイクを安心して置ける造りではなかったのでパス、最も泊まりたかったSaRangChaeは無念の満室。やはり予約すべきだったかとちょっと後悔しました。

次にモーテル街で空室探しに声を掛けましたが、ほとんどの宿が「パンオプソヨ!」(部屋無いよ!)の回答ばかりで、空室があっても駐車場が無い場合が多くなかなか部屋が見つかりません。人気の観光地で土曜日の宿探しに手間取ります。

宿探しに失敗する

結局、空室があり受付には日本語で案内が置いてあったモーテルにチェックインしました。

鍵を取って部屋に入ると、内装が少々汚いのはお値段相応としても、照明が壊れていて、ドアが閉まりきらずトイレの匂いが部屋まで漏れていて、冷蔵庫に入っていた飲料水のペットボトル2本もカルキ臭のする水道水に詰め替えられただけでした。

宿を探してる時間が無いので今夜は我慢しようと受付に料金を払いに行ったら、「今日は土曜だから50000ウォン」と言われ、宿替えも面倒なので仕方なく支払いました。

昼食に苦労する

荷物を部屋に置いてバイクに乗って観光に向かいました。

レンタサイクル店が所々で営業していて外国人観光客が出入りしています。

名物のサムパプ料理を食べようと食堂街にバイクを停め、注文しようとすると「注文は2人前から。1人はお断り」と何件もの店に断られ続けました。客層を見てみると団体客と家族連れ向けの店ばかりだったようです。

とりあえず慶州郊外にある世界遺産仏国寺<プルグクサ>を観に行くことにしました。

仏国寺の前にも観光客向けの食堂が軒を連ねていました。
お一人様でも食事を出してくれる食堂に入り野菜ビビンパを注文。空腹もあってすごく美味しいです。

仏国寺観光

満腹になった後は仏国寺へ。

新羅時代(751年)から建立が始まる→徐々に規模が大きくなる→文禄・慶長の役で加藤清正率いる兵士により全焼→再建→ほぼ放置→日本統治時代に朝鮮総督府により再建、という歴史があり、日本も関わりの深い寺院です。

入場料を払って寺院に入ります。

権力を誇示するような巨大な建造物ではなく、質素で穏やかな雰囲気の仏教寺院でした。

世界各国語で瓦に祈りが記され奉納されていました。

普門湖

仏国寺からの帰り道にもう一つの観光地へ寄ってみます。

普門湖<ポムンホ>の周辺に大型ホテルが点在していて、普門リゾートとか普門観光団地と呼ばれています。ここも慶州市内です。

湖の周辺ではATVや電動スクーターを貸し出すショップがあり専用コースを走っていました。免許不要で子供でもATVに乗っています。大きなバイクより楽しそうです。

現地ライダーと雑談

宿へ帰る途中にYZF-R6とHornet900のライダー2人に声をかけられました。
身振り手振りでバイクの話で盛り上がります。

「FUTURAに跨りたい」とお願いされたので快諾。

慶州は普門リゾートで泊まって遊んで、ちょっと遠征して史跡巡りするほうが良かった気がしてきました。

夜は宿で過ごし、念のため日本から持ってきていた非常用の食糧を消費しつつ明日のツーリングコースを再確認しました。

10月21日

走行距離 140km

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