公私共に多忙となりバイクに乗る機会も減り、いずれも愛着のある2台のバイクをこのまま放置するのも忍びなく小さいほうのバイクを手放すことに決めました。
宗谷岬年越しツーリングを走破してくれたSPARK135で旅をする最後の機会として、いつか行こうと思いつつ先延ばしにしていた伊豆大島ツーリングへ行くこととなりました。
準備
膨大な準備が必要な海外ツーリングや長距離ツーリングとは違い、東京湾から片道4~6時間で往復出来るご近所ツーリングということで特別な事前準備はほとんど必要ありません。
ツーリングルート
ルートといっても大島内を移動するだけ、その島も大半は溶岩と山林に覆われていてバイクで走れる地域は限られています。必ず行きたい場所を事前に決めておきつつ当日の天気や気分で行き先を決めることにしました。
必ず行きたい場所リスト
〇 裏砂漠
日本で唯一、国土地理院が発行する地図で公式に「砂漠」と表記される場所。
レンタカーでは進入禁止となっていて自分のバイクで自走したい。
〇 三原山登山
大島といえばこの火山。
30~40年周期で噴火を繰り返していて大噴火が起きればしばらく入山出来ない。
今のうちに自分の脚で火口まで到達したい。
〇 大島一周走破
一周50km未満の道路をバイクで自走。数時間もあれば可能。
〇 波浮港
「伊豆の踊子」の舞台となった南部の港。
〇 筆島
火山が侵食されて海上に残っている無人島。
〇 地層大切断面
火山の噴火と堆積の繰り返しにより形成された地層。
引用元 : 伊豆大島ナビ
小さな離島でも美味しい食事は充実していて、あちこち行きたいお店を事前に調べて厳選しておくことにしました。
往復フェリー予約
本州から大島を往復するルートは主に3通りあります。
| 往復ルート | 本州側の発着地 | 大島側の発着地 |
|---|---|---|
| 大型客船(海上航路) | 竹芝(東京港)/横浜 | 元町港/岡田港 |
| 高速ジェット船(海上航路) | 竹芝(東京港)/千葉館山/静岡熱海伊東 | 元町港/岡田港 |
| 航空機(空路) | 調布飛行場 | 大島空港 |
バイク持ち込みが可能なルートは大型客船のみで、自宅から一番近い竹芝(東京港)から大島を往復する海上航路で確定です。
その大型客船を運行する東海汽船の公式予約サイトからチケットを購入します。
乗船予定日2か月前から予約開始とのことで、予約解禁の午前0:00に手早く手続きを済ませ無事に往復便が予約出来ました。
・乗船運賃(2等客室) 往復9080円
・受託手荷物運賃(バイク1台125cc以上250cc未満) 往復12420円
宿泊
旅行先では宿を転々として楽しむことが多いのですが、今回は小さな離島で2泊3日の短時間ツーリングということで2泊とも同じ宿を予約しました。
・元町港の近くにあること(バイクを預ける運送業者の窓口が元町港前にあるため)
・バイクを駐輪する場所があること
を条件に、元町港に近い昔ながらの民宿を予約しました。
出発(東京港~フェリー乗船)
2017年7月14日 – ツーリング1日目
最低限の着替と日用品、そして買ったばかりのドローンや撮影機材を満載にして自宅を出発。

19:00過ぎ 1時間程度で竹芝客船ターミナルに到着です。

竹芝客船ターミナル
ちょうど連休前夜とあってターミナルは大混雑です。

既に黄色い橘丸と白いさるびあ丸が停泊していました。
東京湾クルーズから戻ってきたヴァンテアンも着岸して東海汽船の船舶が勢揃いです。

乗船手続き
東海汽船の大型客船でバイク持ち込みでの乗船は手続きがやや特殊です。
・乗客とバイクの乗船手続きをそれぞれ別々に行う
・バイクはコンテナに収納されて輸送(バイク自走で船舶内へ乗り込まない)
先ずはバイクを船に乗せるための手続きをするため別の窓口へ向かいます。
ターミナル内ではバイク自走が出来ず、奥にある窓口までバイクを押して歩いて移動します。
コンテナに収納出来るのはバイク本体+固定された荷箱のみで、その他の荷物は全て降ろして手荷物として船内に持ち込みます。
バイクが収納されるコンテナ。
自分のバイクが作業員さんにより収納されクレーンで大型客船に積み込まれていきます。
次に乗客として乗船するために別の窓口で手続きを済ませます。
乗船~出港
22:20 先に出港する橘丸。
乗客が足早にタラップから乗り込み、思っていたより速めの加速で離岸していきました。
この日の橘丸は 三宅島 – 御蔵島 – 八丈島 を経由する航路です(大島を経由しない)。
自分が乗船するさるびあ丸には既に長蛇の列が出来ていました。
既に席(2等客室)は確保済みで急ぐことなく行列最後尾に並びます。
この日のさるびあ丸は 大島 – 利島 – 新島 – 式根島 – 神津島 を経由する航路です。
22:30 乗船開始の案内アナウンスと共に行列が動き始めます。
タラップではなくボーディングブリッジから乗船します。
さるびあ丸の船内。
清潔で案内も分かりやすく大勢の乗客がごった返しつつも特に混乱もなく移動していきます。
2号客室、いわゆる雑魚寝部屋です。
大人一人がギリギリ横になれる幅しなかく荷物もここに置きます。
荷物を置いたらすぐに最上階のオープンデッキへ。
ほとんどの乗客がデッキに出て出港を待っています。
撮影場所取りが激しくレインボーブリッジが望める左舷側は大混雑です。

23:10 気付かないうちに船が動き出して出港に気が付きます。

出港して数分後にはレインボーブリッジ下を通過。

遠くにはお台場の夜景が広がります。

華やかな湾岸エリアからコンテナターミナルへ景色が変化していきます。
明らかに客室・寝室数よりも大幅に多い乗客を乗せていて通路やデッキで横になり寝ている人が大勢います。
騒音も大きく塩も絶え間なく飛んでくるのにこんなところで寝られるのか心配になります。

毛布は客室備え付けではなく、指定の場所へ自分で引き取りに行きます。
周りの景色が暗くなったところで自分の客席に戻り、明日の早起きのために横になります。
0:00 消灯。

明日は早朝に大島に上陸、その後は三原山登山の予定です。
ツーリング動画
伊豆大島ツーリング 2017 [ part1 ] 伊豆大島機車輕旅行 A short trip to Oshima Island






















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