伊豆大島ツーリング2017 2日目です。
大島上陸→三原山登山→島内を巡って食事→トウシキ遊泳場→宿にチェックイン
大島到着
2017年7月15日 – ツーリング2日目
04:20 起床時刻と共に室内の照明が点いて目が覚めます。
乗客の皆さんは眩しそうな表情をしながらなかなか起き上がれません。

早朝の船内放送で
「大島で下船されるお客様が大勢いらっしゃいますので、一旦ご起床していただきご移動をお願い致します」
と、床や通路で寝ている乗客の撤収と大島で下船する乗客の準備を促されます。
04:40 波がほとんど無い穏やかな海の先、水平線からの日の出が望めました。

東海汽船の客船は天候により元町港または岡田港のいずれかに着岸することになっていて、この日は岡田港への着岸となったようです。
近付いてくる大島。白い橋は泉津橋でしょうか。
朝陽に照らされた岸壁が赤茶色に映えています。
05:00 一晩お世話になったさるびあ丸から下船。
竹芝出航のときとは違いタラップが架設されています。
タラップを降りる先では青いコンテナから自分のバイクを降ろす作業が行われています。
作業員さんが慎重にバイクの移動をしていただきました。
バイクを邪魔にならない場所まで押し歩きしてから荷物を固定します。
05:15 わずか15分間の停泊後、さるびあ丸は次の目的地 利島 へ向けて出港しました。
準備をしつつ見送ります。

忘れ物の確認をしてからバイクに乗り岡田港を出発。
お客様のほとんどはバス・タクシー・送迎車等で移動していきます。
この日のバイク自走は私一人だけでした。
早朝5時台、どの飲食店も閉まっています。
この時間帯でも営業していて朝食と温泉が揃うホテルへ向かいます。
大島温泉ホテル
岡田港(海抜約0m)からやや急な上り坂を進み、海抜約500m付近にあるホテルへ向かいます。
05:55 大島温泉ホテルに到着。

客室数38室/収容人数150名と一般的なホテルとしては中規模クラスですが、島内では最大規模の大型ホテルです。
今夜はここに泊まるわけではなく宿泊者以外も利用できる温泉とレストランが目当てです。
温泉
ホテル内の温泉。
宿泊者以外の利用は午前6:00から。到着してすぐに入浴出来ました。
当然ながら温泉内は撮影禁止です。
露天風呂から一望出来る三原山を眺めつつ7月の暑さで汗まみれになった身体を洗い流します。
朝食
ゆっくり温泉に浸かり着替えてからいったん外に出てバイクの荷物整理をします。
駐車場横にも地層がハッキリと露出しています。
7:00、レストランの営業が始まります。
レストランの窓からは広大な三原山の風景が広がります。
見事な快晴の下で裏砂漠・三原新山・三原山、その周辺の溶岩流がクッキリと映えています。
ビュッフェスタイルの朝食には大島で採れた食材が並んでいます。
ゆっくり朝食を済ませてからホテルを出発します。
三原山登山
ホテル入口前の三原山登山道路を西へ進んでいきます。
1986年割れ目噴火 B火口列展望台(新火口展望台)を通過。

ホテルからわずか3km、10分もかからず三原山山頂口に到着。
広めの駐車場の端にバイクを停めます。

登山開始
三原山には複数の登山ルートがあります。
引用元 : 伊豆大島ナビ
大島のほとんどが三原山とその麓であるため登山エリアは広大です。
トレッキング用のブーツやウエアを準備せずバイク用装備のまま歩くことになり、無理なルートは避けて無難に山頂遊歩道→火山見学道を選びます。火口までの最短距離かつほぼ全行程が舗装路の初心者向けコースです。
登山口~山頂展望台
駐車場から三原山山頂の案内板の先へ進むと小さくて低い展望台があります。
4段程度の階段状で三原山をバックに団体さんが順番に記念写真撮影をしていました。
登山口付近から眺める三原山。
三原山は標高758m、この展望台は標高555m。ここからはかなり低い山に見えます。

大島のほぼ中央に聳える最高峰の活火山、というよりはこの火山の噴火の繰り返しで大島が形成されたことから三原山がこの島の起源であり本体ともいえます。
溶岩と背の低い植物が広がるカルデラ床の中を貫く舗装路が山頂遊歩道です。
さっそくこの遊歩道を進んでいきます。

一面の緑なれど太陽光を遮るほどの高い樹木が全然無くありません。

7月の快晴のせいもあり少し歩いただけで汗まみれになるほど暑くてたまりません。
「舗装路だし距離も短めだし楽勝だろう」と軽く見ていましたが、肌も暑さを通り越して日焼けで痛くなってきます。
1986年噴火で溢出した溶岩流の先端部。
先端といえど人間の背を超えるほどの高さがあります。
遊歩道の途中には避難用シェルターが点在しています。
大規模噴火の際に逃げ込んでも助かるのか不安なくらい小さくて薄い土管の切れ端のような構造です。

ほぼ平坦な道を約1km歩いて中央火口丘に到達。
ここが三原山の麓で坂道を登っていきます。
急坂のいたるところで登山客が座って休んでいます。
坂を登り切ると高さ5mくらいの巨大な溶岩の塊が鎮座しています。
案内板にはアグルチネートと記されています。1986年噴火の際に飛び散ったマグマの飛沫が集まり固まってこの形に至ったとのことです。
山頂展望台~三原山火口
さらに先へ進むところにある火口展望台に上りここから周囲を一望出来ます。
展望台から臨む北西方面の景色。
さっきまで歩いてきた山頂遊歩道のほぼ全部が視界に入り、溶岩と植物のコントラスト、碧い海の先には富士山や伊豆半島がうっすらと存在しています。

さほど標高が高くない位置に雲が浮いて流れています。

ここからわずか300mの火口見学道を登ります。

徒歩5分程度で火口西展望所に到着。
正直なところ、ここからの眺めでは火口の深さや広さがやや把握しにくい気がしました。

ドローンで撮影した直径約300m/深さ約200mの火口。この位置から俯瞰したほうが見やすくなりました。
展望所からはちょうど日陰の部分が正面に広がっていて暗くて見づらい原因になっているようです。


火口内にはわずかに白い蒸気が噴出している場所があり再噴火の可能性がある活火山であることを思い出させてくれます。
三原山は中規模以上の噴火を約35~40年周期で繰り返しています。
1986年噴火から既に30年以上が経っていて再び噴火が起きてもおかしくない時期となっています。
下山
火口西展望所から下山していきます。
下山途中にあった通称「ゴジラ岩」。
1984年公開の映画『ゴジラ』で、ゴジラはここ三原山の火口に落とされる最期を迎えた2年後の1986年噴火でこのゴジラ岩が形成されました。
(1989年公開の映画『ゴジラvsビオランテ』でゴジラはこの火口から復活します)

火口に最も近い場所にある神社である三原神社。
鳥居の先にちょうど富士山が見える撮影スポットです。
その先に社殿があり、1986年噴火では溶岩流にギリギリ飲み込まれそうになりつつも消失を免れて現存しています。社殿の裏側には直前まで迫った溶岩流の痕跡が残っています。
下山途中で見えた大島西岸にある元町港。
ちょうど高速ジェット船が竹芝へ出航した直後のようです。
東京本土への帰路はここからフェリーに乗船する予定です。

登山を終えて出発
短い登山を終えてバイクに乗ります。
かなりの日焼けをしてしまいヘルメットを被ると肌が擦れてヒリヒリ痛みます。
移動中に路肩の放牧地にいた与那国馬さん。

昼食
今朝下船したばかりの岡田港に戻ってきます。

今から事前に調べておいたお店を巡って昼食です。
浜のかあちゃんめし(昼食)
岡田港出入口のすぐ前にある伊豆大島漁協協同組合直営の食堂。
大島サバーグという鯖のハンバーグ定食をいただきます。
シャロン洋菓子店(食後のスイーツ1回目)
岡田港から10分程度、大島空港にそこそこ近い場所にあるカフェ併設の洋菓子店。

カフェで大島桜ロール・大島牛乳ぷりん・シュークリーム・アイスコーヒーを注文。
さらに地層大断面バウムクーヘンあしたば味という大島に行ってきました感が強すぎるお土産を購入。
島のアイスクリーム屋トリトン(食後のスイーツ2回目)
今夜泊まる民宿(元町港付近)の近くにあるアイスクリーム屋さん。
あした葉&パッションフルーツのアイスを店内で。
宿に到着
三か所を巡っての昼食後に今夜の宿へ到着。
チェックイン

元町港に近い(最終日にバイク預け手続きとフェリー乗船が楽)・駐車場が使える・大島産食材の料理がある、との条件で選んで事前に予約しました。
普通の一戸建をほぼそのまま民宿として利用していて、隣の部屋とは襖一枚で仕切られているだけです。
海水浴
夕食までの短い時間で海へ潜りに行きます。

島のほぼ南端にあるトウシキキャンプ場を通過、その先にあるトウシキ遊泳場。
遊泳場とはいっても砂浜は皆無で溶岩と何かの人工構造物ばかりでした。
海水浴ではなくマスク・スノーケル・フィンを装着して安全なエリアで素潜りをします。
潜ってしばらくすると登山中に日焼けし過ぎた肌の痛みが治まり、身体も冷え過ぎたところで撤収します。
宿へ戻る前にガソリン給油。

民宿の前には地域猫と思われるネコさんがお休み中でした。

夕食
17:30 民宿の食堂でお客さんが揃って夕食。
食事を終えてもまだ日が沈んでいません。
近所を散歩しつつ日没の景色を撮影してきました。
今日は早朝4:00起きで登山と海水浴をしたせいかさすがに眠くなり、19:00過ぎには風呂に入って熟睡となりました。
明日は裏砂漠へ突入してそのまま大島一周です。

ツーリング動画
伊豆大島ツーリング 2017 [ part2 ] 伊豆大島機車輕旅行 A short trip to Oshima Island















































コメント